経済産業省による地域需要創造型起業・創業補助金は、単に創業補助金と呼ばれることもあります。
起業、創業を促すための補助金ですが、対象は大きく3つに分けられ、1つ目の対象は地域需要創造型起業・創業を行う人です。
その地域で雇用を生み出す、その地域の需要に応える事業を手がける、このようなパターンが地域需要創造型起業・創業に当てはまります。
2つ目の対象は第二創業で、先代から事業を引き継ぐ中小企業や小規模事業者であること、そして新たな事業に進出するのが条件です。
ただ事業を引き継ぐだけでは対象にはならず、業態転換するなど新たな挑戦を始める必要があります。
3つ目の対象は海外需要獲得型起業・創業で、海外市場に打って出るための起業や創業のことです。
それぞれ限度額は異なり、地域需要創造型起業・創業は200万円、第二創業は500万円、海外需要獲得型起業・創業は700万円です。
地域需要創造型起業・創業補助金は公募による申し込みが必要なので、どうアピールするかが非常に重要なポイントです。
補助金を得るためには、認定支援機関の力も借りた上で事業計画を策定するのがよいでしょう。
また、他の補助金や助成制度を使う事業では地域需要創造型起業・創業補助金は利用できません。