外国人でも融資を受けることは可能です。しかし、クリアしなければならない条件がいくつかあります。
基本的な条件を見てみましょう。
まず、多くのローンで申し込み条件となっているのが、永住許可を受けていることです。
永住許可とは、在留期間の制限がなく日本に永住する権利を有することを示すもので、法務大臣が許可を行います。
永住許可が条件になるのは、金融機関にとってそうでない人への融資はリスクが大きいからでしょう。
急に祖国に帰国して連絡が取れなくなってしまうこともあり得るので、その可能性の低い永住許可を受けている人に制限しているのです。
日本語能力も条件の一つに定める金融機関が多いです。
日本語での会話はもちろん読み書きの能力も求められます。
読み書きができないと契約書の内容を理解できませんし、申請書類の用意も難しくなるからです。
それら書類の内容を理解できるだけの日本語能力は必須条件と考えてよいでしょう。
また、外国人でも日本人と同様に安定した収入が求められます。
結局、ちゃんと返済してくれるかを金融機関は最も重視するので、日本人であれ外国人であれ毎月安定した収入がない人には融資が難しくなるのです。
また、単に収入額だけでなく、同じ職場に長く在籍しているかもチェックされます。