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クレジットカードと資金繰り

クレジットカードの使えるレストランや店舗も随分増えてきましたね。

現金を持ち歩く必要がないので便利ですし、分割にしなければ利用者側には手数料もかかりません。ポイントも貯まるのでお得です。

最近ではクラウド会計がクレジットカードと連動していることもあり事業者も経費を可能な限りクレジットカードで支払おうとする傾向にあります。

しかし事業者側から考えてみると手数料はかかるし、入金は遅れるしで損益的にも資金繰り的にもあまり嬉しいことではありません。

とは言え、もはやクレジットカードを導入しないと同業他社にそこの部分で負けることになりますので導入しない選択肢はないでしょう。

資金繰りの基本は、入金は早く、支払いは遅く、です。

現金で支払い、クレジットカード売上が多いようでは、正にその反対の状況ですよね。

資金繰りを悪化させ黒字倒産の憂き目に遭わないためには、クレジット決済を導入する際に手数料が安いことも重要ですが、出来るだけ早いサイクルで入金してくれるシステムを選ぶことです。

いろいろサービス比較をして頂ければと思いますが、良く店舗でもこのスクエアのようなクレジット決済システムを利用していることを目にする方も多いのではないでしょうか?

↓ ↓ ↓


 
最近はいろいろなクレジット決済システムが出てきており、入金サイクルも早いです。

月末締め・翌月末入金とか考えられません。このようなシステムでは当然資金繰りは悪化しますし、事業規模と売上額次第では簡単に黒字倒産するでしょう。

入金サイクルの早いクレジット決済システムを自身の事業では使いつつ、支払いに関しては可能な限り先延ばしに出来て、且つ限度額の大きなカードを持っておくと資金繰りは良くなります。

人件費や業種によってはどうしても現金支払いが必須な取引もあるでしょうが、クレジットカードが使える経費支払いは全てクレジットカードで行った方が良いです。

ちなみに私自身はアメリカンエキスプレスのプラチナカードを使っており、限度額が1000万円まであるので、少額から高額まで須く可能な限りカードで支払います。
 

 
アメックスの場合は大体20日締めの翌10日支払いですので、例えば3月21日に100万円分の買い物をしたとしたら、締めが4月20日で、支払いが5月10日です。

支払いを約2ヶ月も先延ばしに出来ますので、しっかり売上回収した後に支払うことが出来るでしょう。

常日頃からカードの限度額を少しずつ上げておくことや、複数持つことも大切です。

資金調達だけが資金繰り問題を解決するわけではありません。

ここ最近、クレジット決済システムを導入したことで逆に経営が苦しくなっている事業者の話も耳にします。

事業者たるもの、クレジット決済は入金も支払いも、資金繰りの観点からサービスを選びたいものですね。

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